ロレックスは中古市場で圧倒的な人気を誇る腕時計ブランド。モデルによっては定価の2倍以上のプレミア価格がつくことも珍しくありません。
この記事では、ロレックスの主要モデル別の買取相場と、価格が変動する仕組みを詳しく解説します。手元のロレックスがいくらで売れるか、目安をつかんでください。
人気モデル別・ロレックス買取相場
2026年4月時点の参考買取相場です。状態・年式・付属品の有無で変動します。
デイトナ(Ref.116500LN)
定価:約209万円
買取相場:約280万〜350万円
ロレックスの中で最も人気があり、正規店での購入が極めて困難なモデル。黒文字盤・白文字盤ともに定価超えのプレミア価格が続いています。ステンレスモデルが特に高値安定。
サブマリーナ デイト(Ref.126610LN)
定価:約135万円
買取相場:約140万〜170万円
ダイバーズウォッチの代名詞。現行モデルはやや定価に近い水準ですが、旧型(Ref.16610)は年式やコンディションによって100万円前後で安定。
GMTマスターII(Ref.126710BLNR)
定価:約148万円
買取相場:約170万〜220万円
「バットマン」の愛称で知られるブルー×ブラックベゼル。ジュビリーブレスレット仕様が特に人気で、プレミア価格を維持しています。
エクスプローラーI(Ref.124270)
定価:約96万円
買取相場:約100万〜120万円
ロレックスのエントリーモデル的存在。シンプルなデザインでビジネスシーンにも合い、幅広い層から支持されています。
デイトジャスト 41(Ref.126334)
定価:約138万円
買取相場:約110万〜140万円
文字盤の色やベゼルの素材(フルーテッド or スムース)で価格が異なります。ブルー文字盤×フルーテッドベゼルが最も人気。
エアキング(Ref.126900)
定価:約96万円
買取相場:約95万〜110万円
2022年にリニューアルされた新型。独特のダイヤルデザインで好みが分かれますが、安定した買取相場を維持しています。

ロレックスの買取相場が変動する仕組み
ロレックスの買取相場は、いくつかの要因によって上下します。
1. 正規店の供給量
ロレックスは生産本数を意図的に絞っているため、人気モデルは正規店で入手困難。供給が少ないほど中古相場は上がります。2020年以降、供給不足が続きプレミア化が加速しました。
2. 世界的な需要
アジア圏(特に中国)やアメリカでの需要がロレックスの相場を押し上げています。世界経済の動向が相場に直結するのは、もはや高級時計の常識。
3. 為替レート
円安が進むと、海外バイヤーが日本で時計を仕入れるメリットが増すため、日本国内の買取相場が上がります。逆に円高になると相場は下がりやすい。
4. 定価改定
ロレックスは毎年のように定価を引き上げています。定価が上がると中古相場もそれに連動して上昇する傾向があります。
5. モデルチェンジ
新型が発表されると、旧型の相場が動きます。ただし、旧型のほうが人気があるケースも少なくなく、一概に「旧型=下がる」とは限りません。
ロレックスの相場はリアルタイムで変動しています。売却を検討しているなら、時計専門の買取業者のWebサイトで最新の買取価格を確認してから動きましょう。
年式・状態による買取額の差
同じモデルでも、以下の要素で買取額が大きく変わります。
付属品の有無
箱・保証書(ギャランティカード)・余りコマ・タグが揃っていると「フルセット」として高額査定に。ギャランティカードだけで10万円以上変わることもあります。
コンディション
傷・打痕が少ないほど高評価。ただし、ロレックスの場合はポリッシュ(研磨)済みだと「オリジナルの仕上げが失われた」として逆にマイナスになるケースもあるので注意。
年式(シリアルナンバー)
製造年によってムーブメントやダイヤルの仕様が異なります。特にヴィンテージモデルでは、年式が古いほうが高いという逆転現象も。
文字盤の仕様
同じリファレンスでも文字盤の色やインデックスの種類で価格差があります。ダイヤインデックスやメテオライトダイヤルなど、特殊な仕様はプレミアがつきやすい。

旧型モデルの買取相場
生産終了した旧型モデルにも根強い需要があります。
デイトナ Ref.16520(手巻きプッシャー)
買取相場:約250万〜400万円
エル・プリメロムーブメント搭載の旧デイトナ。「逆パンダ」文字盤は特に高値。
サブマリーナ Ref.16610
買取相場:約90万〜130万円
2010年まで生産されていたロングセラー。状態が良ければ100万円超えも十分。
エクスプローラーI Ref.114270
買取相場:約70万〜100万円
36mmケースの旧型。現行の41mmより36mmのほうが好きというファンも多く、生産終了後も安定した人気を維持しています。
旧型モデルの相場はChrono24のような時計データベースでも確認できます。
相場の推移と今後の見通し
ロレックスの中古相場は、2020〜2022年にかけて急騰しました。コロナ禍での「巣ごもり消費」と供給不足が重なり、一部モデルは定価の3倍以上に。
2023年以降はやや調整が入りましたが、デイトナ・GMTマスターなどの人気モデルは依然として高値圏を維持。2026年現在も大幅な下落は見られていません。
今後の見通しとしては、ロレックスの定価改定(値上げ)が続く限り、中古相場も底堅く推移すると予測されています。ただし、ロレックス公式サイトで認定中古(Rolex Certified Pre-Owned)プログラムが拡大すると、中古市場に変化が生じる可能性もあります。

ロレックスの相場情報を掲載しているサイトの中には、古い情報のまま更新されていないものもあります。買取額の目安を調べる際は、必ず複数の情報源を確認し、実際に業者の査定を受けてから判断してください。
よくある質問
Q. ロレックスの相場はどこで確認できる?
A. Chrono24、コメ兵のオンラインストア、なんぼやの買取価格ページなどが参考になります。ただし、実際の買取額は状態や付属品で変わるので、業者に直接査定を依頼するのが最も正確です。
Q. 今売るべき?もっと上がる?
A. 相場の予測は専門家でも難しいです。現在の相場が十分に高いと感じるなら売り時。「もっと上がるかも」と待ち続けてピークを逃すケースも多いです。
Q. 定価で買ったロレックスは必ず利益が出る?
A. モデルによります。デイトナやGMTマスターは定価超えが続いていますが、デイトジャストやエアキングは定価割れすることもあります。すべてのロレックスが投資になるわけではありません。
Q. ロレックスの偽物を見分ける方法は?
A. 素人が見分けるのは非常に難しいです。王冠の透かし、ムーブメントの仕上げ、重量感などチェックポイントはありますが、最近のコピー品は精巧。買取業者に持ち込めば真贋判定してもらえます。
まとめ
ロレックスの買取相場はモデルによって大きく異なりますが、デイトナ・サブマリーナ・GMTマスターといった人気モデルは高値安定が続いています。付属品を揃え、時計専門の業者で相見積もりを取ることで、相場に近い適正価格で売却できます。相場は日々変動するので、売却を検討しているなら早めに査定を受けてみましょう。

